ワンダーランド駅で (1998/米)

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不機嫌な看護師エリンと
海洋学を学ぶ貧乏な三十路学生アランが出会うまでの恋愛未満映画です。
水族館や電車でニアミスの連続。出会いそうで出会わない。
でも、そこでドキドキはしません。
だって、二人はお互いのことを知らないし、
「運命の出会い」なのかどうか、二人にも私にも分かりません。
映画の90%を占めるのは出会う前の二人を取り巻く、どこかで見たことのあるような人々や、水族館でのエピソード。2人に共通するのは不器用さや生真面目さや寂しさ。映画がすすむにつれ、感情移入していきます。
ラストシーンはアメリカの東海岸の静かな海。
出会ったばかり。ロマンチックすぎず、淡々として。
アランの「歩く?」の軽いお誘いに間髪いれずに喰いつくエリンが微笑ましい。
「運命の出会い」であることを祈ります。
★★★★★
すごくオススメ。
恋愛映画はたくさん観ていませんが、『ラヴ・アクチュアリー』より素敵だと思います。
ラブストーリーが苦手な人でも、「良く出来てるな~。」って思うんじゃないかなぁ。
その他の見どころ
1)
他のビデオを借りたとき、この映画の予告編を何度か見てて、ずっと気になっていました。
「別れる理由」を演説するエリンの元同棲相手のフリップ・シーモア・ホフマン。やっぱり本編でも良い仕事をしてはりました。
彼の困ったような笑顔が大好きです。
思わず画面の前で真似てしまいます。恋はしませんけど。
フリップ・シーモア・ホフマン主演でマイケル・ムーアを主人公にした映画(フィクション)つくってほしい。
2)
水族館のマスコットであるハリセンボンとそのエピソードがすごく良い。
動物好きなら間違いなく「キャハッ~!カワイイ~!」って思うことでしょう。
3)
ときおり、エリンが未来を占うように、本を開き、目を閉じて指差します。
さて、どんな言葉に出会えるでしょうか。
その女心、わかるわ~。