アフタースクール (2008/日)

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あの『運命じゃない人』の内田けんじ監督、メジャー2作目。
『運命じゃない人』と同じく、
同世代の[男の友情]を中心にすえた大どんでん返し映画であります。
同世代というのは監督であり、私。
キャストもみんな似たような年齢。それだけで観てて楽しいです。
『運命・・・』のメインキャストは知らない俳優さんでしたが、
今回は超メジャーな大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人&常盤貴子という今を輝く俳優陣。
きっと映画の評価がメチャ高かったんでしょうねぇ。
『運命・・・』俳優さんも、テレビに良くでてはるし。
▼▼▼ネタバレ▼▼▼
エリート社員・木村(堺)が今日にも子供が生まれそうな妊婦の妻(常盤)を置いて失踪する。
そんな中、近所に住んでいる二人の同級生の教師、神野(大泉)のところに、怪しげな探偵(佐々木)が木村の行方を追ってやってくる。良い奴だったはずの木村はヤバいことにかなり手をだしたようだ・・・。
というのが、前半85%のお話。
このストーリーがね、全部「映画を見てる人の勘違い」なんです。
映画の中の「勘違いさせるシーン」というのは、映画のなかの人を騙し、それを見てる観客も騙されるというのがスタンダードだと思うのですが、
この映画では、そのれらのシーンのほとんどが「観客専用」なのです。映画の中の誰が騙されてるかってのは、ほとんど重要じゃない。
最後の15%ぐらいで観客はやっと物語の全貌を知り、
「あら、そうだったの!!!」とビックリ仰天しつつ、ニヤニヤしてしまうのです。
そのニヤニヤのさせ方がね、ものすごい上手いんですね、内田監督。
そして、特筆すべきは、堺雅人さんの演技。
前半は笑ってても、実に怪しげ。
ものすご~く顔ちっちゃいしね、何考えてんだかわかんないんですよ。
で、最後、救いようもなく良い人ってことが分かったら、
やっぱりそのように見える。すごいなぁ。
私も単純なだけど、ほかの人も同じように感じたと思います。
しかし、やっぱり、内田監督はすごい。
欲を言えば、『運命・・・』のほうが沢山ニヤニヤしたので、次回はスタートから75%ぐらいでネタバレしてほしいな~。